“Guest Teacherって?”

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先日のこと、とある方からのご依頼で、good is good.のYOHEIとYUKAで講演会をさせていただきました。

かれこれ4年ほど、旧店舗からのお付き合いになるお客さんのFさん。小学校で音楽の先生をされている素敵な方です。そのFさんからのご依頼で『総合的な学習の時間』のゲストティーチャーとして、3クラスの子供たちにお話をさせていただきました。

過去、大学教授の方や、有名企業の社長さんなどが、ゲストティーチャーで来られたなか、”変な事ばかりしているだけの夫婦”が大役を仰せつかる緊張感。ここでは詳しい内容は控えますが、僕たち夫婦のことからお話しをして【1人1人の個性について】や【多様性ってなんだろう?】と言うお話しをさせていただきました。

本当は体育館で3クラス合同の予定でしたが『それだとココロに響かないかも』と思ったので、Fさんに無理を言って、距離感の近い教室で、ひとクラスごとの授業、合計3時間分のお時間をいただきました。

子供達にとっては難しい内容もあったかも知れないけど、僕たちは何かを思うキッカケになってくれれば良いなぁと思い、内容はいっさい薄めず、子どもたちに伝わる言葉を出来るだけ選んでお話させていただきました。

普通に暮らしているだけだと出会わない人たち、使わない感覚、誰にも奥底に眠っている思考の池みたいな物があると思うのですが、僕たちはそこに『ぽちょん』と石を投げる人。少しずつその波紋が広がっていけば嬉しいなぁと思っています。

僕たちの知らない教育という現場で、根本的な価値観を変えていこうと取り組む素敵な人が世の中にはいると言うこと、その方のおかげで僕たちも一生でなかなか経験できない貴重なお時間を頂けたこと、皆さんにも知ってもらいたくて発信しました。僕らの時代にもこんな素敵な先生がいたら良かったなぁと本当に思います。

なんにもない無名の僕らが有機的な場所(good is good.)を作って、そこで出会ったお客さんと、ただの買い物以上の体験や価値観を共有できたこと、なにか言葉以上に大きな意味を持つ事と思いました

『Fさんありがとうございました。』

そう遠く無い未来に、その子供たちの中の1人でもいいから、一緒にお仕事ができる世界線って言うのもオモシロいなぁなんて、僕たち夫婦の夢がまたひとつ増えました。

おしまい

YOHEI &YUKA

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