こんにちは、YOHEIです。昨年2021年の9月に移転し、あとで記載する「クリエイター募集」の長文を同年11月に投稿しました。徐々に共感してくれる人たちが増え、今では予約制を解除した事もあり、毎月必ず誰かが会いにきてくれるようになりました。素敵なご縁が形となり、来年2023年から数名、good is good.にてご紹介できそうです。
それと同時に、2023年よりgood is good.は、かねてより年間10回ほど行ってきた展示を、半分ほどに回数を減らしていきます。
常々発信していますが、どこでも作家のアイテムを観れる世の中になったいま、トレンドをコピペしてしまっている場所も多数あると感じています。1人のファンとして、大好きだったカルチャーが壊れていくような気持ちで、でも僕も気が付かずに、どこかで加担してしまっているのかな?なんて考える事も多々。いま一度、自分たちが紹介すべき人、育てたいクリエイティブな種を見つめ直したくて、good is good.は世の中の流れと逆行した動きをしはじめます。
僕らが居る、クラフトを中心としたアーティストを紹介するこの業種、色んなジャンルで日に日に増えていっているような気がしています。ただ、いつも僕が思うのは、紹介する場所は増えても、どこでも取り上げられるアーティストは同じで、何故だろう?と違和感を感じ続けています。
「作家モノ」と言うキーワードが、時代のトレンドと化してしまって、人気と流行りが局地だけに集中している事、その陰に沢山の素敵なアーティストが埋もれてしまっている事。なんだかみんな同じトピックになってしまって面白くないなって僕は感じています。
それはこの時代、どの業界でも同じで、ドラマを見てもYouTubeを見ても音楽を聴いても、同じトピックだらけ。こんな僕の考えは少数派の意見だとは思うんだけど、でもそう感じているのは僕だけじゃないはず。僕らみたいなひねくれ者がいた方が世の中面白いはずなんだ。そう思っています。
移転から不定期で投稿した「クリエイター募集」の記事。全国各地から沢山のクリエイター達がメッセージを送ってくれて、時にギャラリーまで足も運んでくれる熱い想いの方もいて、未来に繋がる新たな良い出会いも多数ありました。情だけで言うと連絡をくれたみんなとお仕事したいんですが、それだとカオスになっちゃうのでそこはごめんなさい。でも時間をかけて温かいメッセージを下さって、本当に感謝しています。
そんな出会いを経てこの業界で「僕らの役割」をいま一度考え直したとき、本当に紹介すべきクリエイターやその人の意思、その人が孤高に挑む表現、そして今後に残していきたいカルチャー。天の邪鬼で捻くれていて、でもその中には熱い思いを持ったヒト達がアンダーグラウンドにいる。その人達とまだ見ぬ景色を探しに行きたい。僕たちはそう思いました。
僕たちは、good is good.が紹介すべき「人と物と価値観」を求めています。ぜひ共感と共鳴をしてくれる人、お声がけ下さいませ。
展示回数を減らす事もあり、来年2023年内にご紹介できそうな人数はもう増やせないかも知れません。限定したアーティストと、想いの詰まった展示を作り上げていきたいと考えています。ただ、常設エリアでのご紹介やその他の交わり方、2024年からの展示も含め、アーティスト・クリエイターさんの募集は随時受け付けています。よろしくお願い致します。
-次のページがクリエイター募集投稿の引用です-
2021年当時の話で、コロナに対する感じとかはリアルじゃないですが、想いは当時のままです。よろしくお願いします。